小濱明人さんとのレコーディングのこと 1

今年も10月になり、そろそろ来年の手帳を買おうかという季節ですね。
今月は尺八奏者の小濱明人さんのレコーディングがあるのです。
二日間みっちりとやる予定です。

小濱さんは今年3月からのニューヨークへの留学、
ヨーロッパツアーなどを経て先日帰国したばかり。
海の向こうで得た音や空気がぎゅっと詰まった作品になるんだと思います。

小濱さんと出会ったのは4年ほど前。
友人を介してのセッションで知り合った。
(尺八、ギター、和太鼓、ドラム!という面白い編成)
それをきっかけに、その後いろいろなライブに呼んで頂きました。
プラネタリウムやギャラリー、カフェ。
美術展では完全にアコースティック(マイクやアンプを使わない)で演奏したり。
着物を着て演奏するイベントもあった。(夏だったので暑かった…)

プラネタリウムでの演奏は面白くて、その地域(久喜市だったと思う)の日没から始まり、
様々な星や星座を見ながら音楽を聴いて、最後に日の出を迎える。
そんな物語性のあるプログラムで、一晩星を眺めていた感じがちゃんとする。
もちろん暗くて手元が全く見えないので苦労したけど、他にはない雰囲気だ。

小濱さんは元ギタリストという変わった経歴を持っていて(…と僕は思ってるんだけど)
特にビル・フリゼールの大ファンという興味深い人なのです。
僕も何年か前にライブを観てフリゼールのファンになっていたので、
そのことが小濱さんと僕を繋げてくれる要因になったんだと思う。

まだ小濱さんがギターを弾いているのは見たことないんだけど。

小濱明人さんとのレコーディングのこと 2 につづきます。