スウェーデン公演

スウェーデン公演から無事戻ってきました。
初の北欧でのライブ、とても貴重な経験でした。

北極圏にほど近い街ウメオ。
飛行機3本を乗り継いで片道20時間以上。
夏のスウェーデンは白夜で、到着した夜10時でもとても明るい。
いつ寝ればいいのかわからない…
短く貴重な夏のバケーション期間なので、
街の人々は仕事もそこそこにパブのテラス席に集まって、夜な夜なビールを飲んでいた。

ウメオ行きの飛行機で隣あわせたおじさんが勤めているという教会のあたりを散歩。
気持ちの良い気候でとにかくたくさん歩いた。
まったく緑の美しい季節だ。

会場は”Guitars”というライブハウスとレストラン・バーと、
ため息が出るほどのコレクションが展示してあるギターミュージアムが一体となった建物。
このコレクションの質と量はかなり驚異的で、ただひたすら感心…

一日目は現地のRikard Fromオルガントリオと2マンでライブハウスで、
二日目はバーでカジュアルに演奏した。
このツアーではじめてベースのスナパン、ドラムのケンさんという組み合わせ。
素晴らしい演奏で、本当にこの二人とツアー出来てよかった。

お客さんはとても温かく、一時間以上のステージを集中して聴いてくれて、
最後には熱烈な拍手を送ってくれた。
終わってから皆で乾杯。
二日目の終りには、気づけば様々な人種入り乱れての酒盛りに…
調子の良すぎるブータン人がとても印象に残っている。
(”I LOVE BHUTAN”のTシャツを着ていた)

ウメオでは市街地から歩いて2,30分のところで野外フェスが開催されていた。
“U×U”というフェスで、パスを貰っていたので遊びに行き、いろいろなアーティストを観た。
スウェーデンのビョーク的存在のシンガー Laleh、Sonic Youthのサーストン・ムーアなど。

老若男女が楽しめる素敵な空間だった。
フェスも国によってだいぶ雰囲気が違うんだろうな。

ちなみに帰国する飛行機が最初から一時間遅れで空港は混沌としていた。
白紙のチケットに手書きで便名と名前を記入。
この飛行機でサーストン・ムーアに遭遇。
ライブがすごく良かったので話しかけてみると、
Guitarsでの僕らのライブを見ててくれたと言うから驚き。
(スナパンは嬉しくて小躍りしたとツイートしていたくらい)

こんな貴重な機会を与えてくださったPOPGROUPの坂井田さん、
素晴らしい(そして楽しんで)サポートをしてくれたケンさんとスナパン、
同行していろいろケアしてくれたつしまさんに、心から感謝します。

そして日本から呼んでくれたGuitarsのフレッドにも、改めてお礼を言いたいです。
tack sa mycket!