地層的な作業

これも少し前の話になるけど、
お馴染みの3人+さかいゆうくんでレコーディングをしました。
エンジニアはヤスくんことyasu2000。
Ovallの「Hold you」ぶりの組み合わせだったけれど、良いものが録れました。
初顔合わせのセッションも、あうんの呼吸での作業も、
どちらも違った良さがあって面白いです。

あうんの作業のほうにはいわゆる「化学反応」のような派手な部分は少ないかもしれない。
ビリビリ電気が流れて、見たこともない色の煙があがり、
予期しないトンデモナイものが出来上がる、という可能性は低いのだと思う。

もちろん馴染みのメンバーとでも、刺激が全くないことはないし、
作業していてワクワクすることはいつもある。
でもそれ以上に、
積み重ねてきたお互いの地層からその作品に合う要素を選び出して、
組み合わせていく感覚はこちらにしかない醍醐味だ。
長くやっていく面白さを改めて感じだレコーディングでした。

まあでも目下楽しみなのは6月にある初顔合わせのセッションだったりするんだけど…